サンフランシスコ州立大学 キャンパス案内(2)
次回に引き続き今回もサンフランシスコ州立大学のキャンパスを紹介していきたいと思います。
CAMPUS GUIDE 2
前回と同様に場所をイメージしやすい様にキャンパスマップを載せておきます。
では、まずはこちらから見ていきましょう。
これは、SFSU(サンフランシスコ州立大学)のマスコットキャラクターのGator(ゲーター君)ですね。アリゲーター(alligator)から由来しています。
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)UCBerkeley(カリフォルニア大学バークレー校)はクマをマスコットキャラクターとして用いていますが、SFSUはワニをモチーフとしていますね。
そしてこのマスコットのオブジェの横にはGymnasiumと言われる旧体育館があります。
ここにはプールや公式戦で使われるバスケットコート、レスリング場が備えられています。
この日はバスケットの大学公式戦。SFSU vs ロサンゼルスから来たチーム(大学名は忘れてしまいました)の試合でした。
ホームということもありSFSUの学生も多く、応援も大変盛り上がっていて、白熱した試合内容でした。結果は見事、SFSUの勝利。ちなみにアナウンスでは選手達のことをマスコットキャラクターのGatorにちなんでGatorsと呼んでいました。白のユニフォームを着ている選手達がGatorsです。
また、試合の開場前にはSFSUオリジナルのTシャツが先着順に無料で配布されたりもしました。
Gymnasium前にあるオブジェ。このような遊び心のあるユニークなものがキャンパス内にあるのは面白いですよね。
GymnasiumとBurk Hallの間の道。
下の写真がBurk Hallです。
私も1学期目はここの建物で授業がありました。
Ethnic Studies & Psychologyという建物。
私は心理学などに関するクラスは受講していないのでこの建物は1度も利用したことがありません。中はどのようになっているのか気になるので今度入ってみたいです。
Ethnic Studies & Psychology横のこの傾斜を上ると、ベンチなどが置いてある落ち着いてのんびりとしたスペースがあります。言ってしまえば公園のようなものです。
Burk HallとStudent Health Centerの間の道。お昼休み時や授業と授業の間の休み時間時などには非常に混雑した通りとなります。
下はStudent Health Center。学部生は無料で利用できるので嬉しいですよね。
またこの建物内には体重計や身長測定用の器具も設置されているので、受付の人に一言いえば気軽に使用することができます。私は学生寮に住んでいるのですが、そこには体重計などもちろんないので、日頃の体調管理のためにもここで測定できるというのは良いですよね。
Burk HallとStudent Health Centerの間の通りを抜けた所。
こちらはStudent Servicesと呼ばれる建物。
主に授業料の支払いや学生証の発行等を行う場所となります。日本の大学で言う学生課みたいな所です。
GymnasiumとCox Stadiumの間の通り。UPNと呼ばれる寮に住んでいる学生達がStudent ServicesやHumanitiesと呼ばれる建物等に行きたい場合はこちらが近道となります。
Cox Stadium。
公式戦等に使用されるぐらい大きなスタジアムとなっています。時たま、陸上部の数人が使用していたりもしますが、普段はあまり人がいないので私は友達とキャッチボールをしたりする時に使わさせてもらっています。
Ethnic Studies & PsychologyとCox Stadiumの間の通り。
通りを抜けるとStudent Servicesの建物が見えてきます。
それでは、Student Servicesの建物を左手に見ながら下の道に降りて行きましょう。
横断歩道を渡り終えると、そこには野球場があります。遠くから見るだけでも芝が綺麗ですよね。でも私は野球部がここで練習していることを未だ嘗て見たことがありません(笑)
そして野球場のすぐ隣にはテニスコートがあります。約14、5ものコートがあり、これもまた全て無料でいつでも使用して良い様になっています。
私も友達と休日なんかにはここでいつもプレーしています。この前なんて気が付いたら5時間もプレーしていました。スポーツをしている時とか自分の好きなことをしている時の時間の経過って物凄く早いですよね。
コートはハードコートです。以前、テニス用のシューズではない普通のスニーカーでプレーしていたら寮に帰ってからお風呂に入った時に足裏の皮がズル剥けになっていることに気が付きました。今では靴下を2重に履いて対策しています。だったらテニスシューズ買えよ!って感じですよね(笑)
野球場から見たSFSUのキャンパス。
そしてまたStudent Servicesの建物に戻るために先程下って来た道を上っていきます。
奥に見える白い建物がBurk Hallの裏側出入口になります。
Burk HallとStudent Servicesの間の道。
Burk Hallの裏側出入口。
Student Servicesのすぐ横に位置する通りを曲がるとこのような感じ。
真っ直ぐ進むとThe Village at Centennial Squareが見えてきます。ここを左折してみましょう。するとサッカーコートが見えてきます。
サッカーコートとThe Village at Centennial Squareの間の通り。
下の写真を見てもらうと分かりますが、ここの道は路面がしっかりと舗装されているのでスケートボードをやる人達にとっては格好の場所ですね。
こちらがサッカーコート。奥に見えるのがHumanitiesと言われる建物。
SFSUに在籍している日本人学生で集まり、皆でサッカーをすることもあります。ここのコートも無料で、空いている時は誰が使用しても良いのですが、サッカー部やラグビー部が練習する時間帯になると追い出されるので注意しましょう。実際に以前追い出されたことがありました(笑)
まあそれにしてもアメリカの芝ってどこにいっても良く整備されていて本当に綺麗ですよね。
手前に見えるテーブルが良い感じに倒されていますが、お気付きの人もいることでしょう。そう、先程スケートボードをやる人達にとっては格好の場所と言ったように、このように角度を付けてスケボーのための練習に使われていたりします。
Mary Ward Hall。ここは寮に関することや保険の書類等を提出・記録する場であったような気がします。こちらに来た当初にそれらの書類に関して数回程来ただけなので正確には何の建物かはわかりませんが。
Mary Ward Hallの向かいにはMashouf Wellness Centerという新体育館があります。ここは非常に綺麗な広い施設です。クライミングやバスケットコート3面、筋トレのジムやランニングスペース、プールやスカッシュ等の設備が備え付けられています。
ただ残念なことは、ここの施設は誰もが皆利用できる場所ではありません。インターネット上で半年間利用し放題の170ドルを払うか当日限り有効の約10ドルを払わなければ中に入ることができません。機械にこの施設を利用できる学生証をタッチして中に入っていく仕組みになっているので、利用料金を払わないで入ろうとすると絶対に係員に止められます。私も何度か止められた経験があります(笑)係員に「ここってお金払わないといけないんですか?そんなこと知りませんでした!」って知らないフリをしてもさすがに「今日だけは良いよ」とはなりません。厳しいです。
やっぱりこちらに来て「ジムに通いたい!」というモチベーションのある方は利用料金を払った方が良いと思います。
友達と折半して交互に行く日を決めるという人もいるみたいですが、見つかった時には面倒くさいと思います。
まあ、そもそも学部生は授業料にこのお金が組み込まれているので誰でも利用できるのですが、ICCの留学エージェントを使用している学生やSFSU付属のALI(American Language Institute)と呼ばれる語学学校に通っている学生は授業料にその分の料金が含まれていないので、これを払わなければ利用できません。
Mashouf Wellness Centerから見たSFSUのキャンパス。
やっぱアメリカと言えば筋トレでしょ!(違うか笑)
次にThe Village at Centennial SquareとMary Ward Hallの間の道を見ていきましょう。
右に見えるのがThe Village at Centennial Squareです。
Mary Ward HallとDining Center、Seven Hills Centerの間の通り道。キャンパス内に緑が多くて癒されます。
Mary Ward Hall。
Seven Hills Center。
ここではALIの最初のオリエンテーション(ミーティング)の時に留学生が全員集められてALIのスケジュールや先生方の紹介が行われました。
ちょっとしたホールのような感じになっています。イベントごとなどがあった場合はここが使用されると思います。
奥に見えるのがThe Village at Centennial Square。左に見えるのがDining Centerです。
The Towers。正直、ここの建物は何を行っている場所なのか全くわかりません。機会があったら今度入ってみたいと思います。
The Village at Centennial Square。
The Village at Centennial Squareの階段を上った所。
The Village at Centennial Squareの階段を上り、真っ直ぐ進むとStudent Servicesの裏側に出てきます。これを右折するとHumanitiesやサッカーコートが見えてきます。
奥に見えるのがHumanities。ちなみにここの通りは先程もサッカーコートに向かう道として紹介しました。
左に曲がってみると
HumanitiesとBurk Hall、Fine Artsの建物の間に出てきます。
右に見えるのがHumanities。
左にはBurk HallやStudent Servicesが見えます。
Burk HallとFine Artsの道を真っ直ぐ進んでみましょう。
Burk HallとFine Artsの間にはこのような中庭が広がっています。
前方の階段を上るとC.Chavez Student Centerに繋がっています。
手前に見える池はなんだか日本庭園のような感じですね。えっ全然違う?笑
まあ感じ方は人それぞれですしね。大目に見てください笑
池の中には金魚が泳いでたりします。
階段を上り、左を見るとこのような感じになっています。
階段を上り、右を見るとこのような感じ。
さてさて一旦、場所はHumanitiesとBurk Hall、Fine Artsの建物の間に戻りまして今度は別の道を案内していきたいと思います。
ここの通り、いつもは何もないただの通りですが、毎週木曜日になると果物や野菜、ジャム等が販売されています。出店する人達は地元からなのかどこから来ているのか場所はわかりませんが、間違いなく言えるのは、ここに出店されている果物や野菜などはフレッシュでとても美味しいということです。どこのお店も味見ができるようになっているので、昼休みなどにはそれだけをしに来る学生が多くいます。
このようなマーケットです。私はブドウや野菜チップス、ドライフルーツ等をいつも試食しています。
自転車置き場にある自転車はどれも厳重に鍵が付けられています。アメリカでは鍵を付けないで自転車を置いておくとあっという間になくなってしまうので注意が必要ですね。
こちらがHumanitiesの正面。
Humanitiesではコミュニケーション学部の授業などが行われています。
アメリカのドアには脇に必ず車椅子用のボタンが付いていて、それを押すとドアが自動で開きます。このような設計はバリアフリーが良く考えられていると思います。日本は自動ドアが多いですが、よく考えるとアメリカは、特にサンフランシスコには自動ドアがそれ程多くなく手動で開ける扉の方が多いように感じます。そのため最初に扉を開けた人が、後ろから来る人(たとえドアに来るまでに少し距離があったとしても)のために扉が閉まらないように抑えておいてあげるという習慣があります。これをすると相手からThank youと喜ばれます。是非皆さんもサンフランシスコに来た時には試してみてください。
Humanitiesの内部はこのような感じ。私も1学期目はここで授業を受けていました。
それではHumanitiesを出て、次なる場所に進んでみましょう。
Fine ArtsとCreative Artsの間の道。
この写真を撮影した日は休日だったので誰も歩いている学生はいませんが、普段はこの道は多くの学生が行きかう混み合った通りとなっています。前の人が歩くのが遅すぎて追い越そうとするんだけど、道が狭すぎて追い越そうにも追い越せないなんてことはしょっちゅうあります。そういう時ってなんとももどかしいですよね。
この通りはC.Chavez Student CenterやJ.Paul Leonard LibraryとHumanitiesを繋ぐ道となっています。奥に見えるのがLibraryですね。
Library側から見た光景。微かに奥に見えるのはHumanities。
上記のFine ArtsとCreative Artsの間の道を通り抜けるとこのような場所に出てきます。
左を向くとFine Artsの正面出入口が見えますね。
Fine Artsの正面。Fine Artsでは芸術学部、映画学部の授業が執り行われています。
Libraryから見たFine ArtsとCreative Artsの間の道の方面。
手前にトラのオブジェがありますが、なぜトラなのかはわかりません(笑)
Libraryから見たC.Chavez Student CenterとFine Arts方面。
Libraryから見たQuadやBusiness building方面。
手前の道を真っ直ぐ進むと
このような光景になっていきます。
Businessの正面。私はこの建物は1学期2学期と使用しています。その名の通り、ビジネス学部の人達が使う建物となっています。
Businessの内部は以下のような感じ。よくメディアで見るアメリカっぽい廊下ですよね。
↑上の写真の廊下を突き抜けると以下↓のような場所に出てきます。
奥に見える薄い黄色い建物はHSSと呼ばれています。
Science。私は理系学部ではないので一度も使用したことがありません。
HSSとBusinessの間の道。
こちらがHSS。
HSSも私がよく利用する建物の1つです。
HSSの内部。これまたアメリカンですね。どうですか?SFSUの構内は皆さんの想像している通りの「アメリカの学校」って感じがしますか?笑
HSSとSFSUキャンパスのすぐ外を走っている19th Avenueに挟まれた中庭の出入口。
ここにも車椅子用のボタンが見受けられますね。
さて、再びHSSとBusinessの間の場所に戻ってきました。
HSSから見るBusiness。
↓ HSS ↓
HSSとBusinessの間の道。正面に見えるのはAdministrationと呼ばれる建物。
↑上の道を真っ直ぐ進むと右手にはLibraryが見えてきます。
左手にはSFSUの正面玄関・出入口へと続く道が見えます。
その道を真っ直ぐ進んでみます。
するとあら、アライグマが!笑
これは夜の写真ですね。このようにSFSUの周辺ではよくアライグマを見かけることがあります。以前は私が住んでいる寮の前のごみ箱を漁っているめちゃくちゃ太ったアライグマにも出くわしたことがあります。結構人馴れしているのかすぐに走って逃げるということはありません。かなり近づいても大丈夫です。ただ野生であることに変わりはないのでいつ噛まれたり、引っ掻かれたりするかわからないので触るのだけは止めておきましょう。病気を持っているかもしれませんしね。
ちなみにアライグマは英語でraccoonです。
道を真っ直ぐ進むとこのように19th Avenueが見えてきます。
ここがSFSUの正面玄関・出入口ですね。
目の前にはMUNIのSF STATE駅があります。
学校からこんな目の前に駅があるなんてMUNIを利用している学生にとっては良いですよね。これなら遅刻しそうな時でもちょっと走れば間に合いますもんね。
次回に続く