大学三年生のサンフランシスコ留学記

~現地からお届けする一年間の旅路~

Thanksgiving Day🍗🍗🍗

今回はサンクスギビングデーについて書いていきたいと思います。

日本では勤労感謝の日で祝日だったみたいですね。

こちらはサンクスギビングの日1日だけではなく1週間丸々休みとなります。ゴールデンウィークやシルバーウィークみたいな位置づけです。

2017年度のサンクスギビングは11月23日。基本的に毎年11月の第4木曜日がその日にあたります。

日本ではハロウィン程サンクスギビングって馴染みがないですよね。

サンクスギビングは基本的に家族と過ごし、七面鳥やパンプキンパイを食べたりしてお祝いするものです。

サンクスギビングについてもっと詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。⇓

allabout.co.jp

私もそのようなアメリカ人の生活様式を経験してみたかったのですが、今回はIBP生(ICC国際交流委員会のIBPプログラムを利用している生徒)と一緒にラスベガス-ロサンゼルスの旅に行くことを選択しました。

ラスベガスってよく日本テレビの「世界まる見え!テレビ特捜部」(毎週月曜夜8時00分~)とかで放送されていて興味はあったのですが、私もまだ行ったことがなかったので是非とも行ってみたかったんですよね。

www.youtube.com

 しかもこの旅は、レンタカーをして行くことになりました。

ですが、この旅、最初はアメリカの原野の景色が見れるとめちゃくちゃ興奮していましたが、後で非常に後悔することとなります(笑)

 

まずレンタカーを借りるためにネットで予約して受け取り場所のサンフランシスコ国際空港に向かいます。今回はEnterpriseという会社を利用しました。

https://www.enterprise.com/en/home.html


しかし、現地に行ってみると実際にネットで予約したのですが、予約が取れていないとのこと。

ネット上で同じ会社名でもあるにもかかわらず、なぜかよくわからないのですが、サンフランシスコのレンタカー会社はネット予約のできる代理店と現地での受付が分離されていて、ネットで予約しても無駄らしいです。そのため、当初は一週間約4万円ぐらいの見積もりでしたが、実際は約8万円でした。勝手に車のグレードアップもされてしまいこのような高額なレンタル代となってしまいました。皆さんも、もしサンフランシスコでレンタカーを利用するつもりなら、代理店でネット予約しないで、現地の受付で直接予約することをお勧めします。

そして今回の相棒はこちら!DODGEのCHARGER。

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スポーツカーやんけ!料金の面で文句は言いましたが、まあスポーツカーに乗れるなら良いっか(笑)

私が一番驚いたのが、このDODGE、スポーツカーとだけあってブレーキの利きがめちゃくちゃ良いレスポンス。遊びなどなく、踏めばキュッとすぐに力が伝わるようになっていました。

しかも室内も4人で座る分には十分なスペースがありました。ですが、肝心の燃費の部分は...。さすがアメ車とだけ言っておきましょう。

まあそんなこんなで旅がスタートするのですが、、、、、

景色が一向に変わらない。

1日目

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ラスベガスまで向かう道のりには本当に周りには何もないので、夜になると無数の星はものすごく綺麗に、そして近くに見えます。オリオン座などははっきりと見ることができました。「こんな綺麗な星空は見たことない」と思う程の美しさです。写真に撮ってお見せすることができないのが残念です。iPhoneのカメラではさすがに星空までは写せませんでした。

変わらない景色に嫌気が差している頃、荒野を抜けるとその先にはキラキラとした街明かりが!そうですラスベガスです!このパッと奥の方に見えてくるラスベガスの輝かしさは何とも言えない綺麗さと嬉しさでした。まるで12月の東京-軽井沢間を走る長野新幹線が長くて暗いトンネルを抜けだしたら辺り一面雪景色が広がっているような感動感。言葉で説明しても上手く伝わらないと思うので、実際に見に行ってください(笑)

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車の中から見たラスベガス(写真がぼけてしまっていて申し訳ありません)。

ピラミッドの上から出ている光はかなり遠くからでも確認することのできるぐらい明るいものでした。また、遠くからでも認識できる街の明るさは近くに行ってみると物凄い煌びやかさでした。「これが眠らない街・世界一のパーティータウン、ラスベガスか!」と圧倒されました。

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初日はサンフランシスコからラスベガスへの移動で約11時間程かかり、ラスベガスに着いてからはスーパーマーケットやハンバーガーショップに立ち寄って、宿泊先である友達の家に向かってその日は終わりました。

 

2日目

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おい、おい、なんで車内からの写真ばっか載せてんだよ!と思ったそこのあなた!上記の写真は今回の旅をよく物語っているものなのです。車内以外からの写真がほとんどありません。本当に1日目、2日目と終始車での移動に時間を使ってしまいました。2日目はラスベガスからMonument Valley(モニュメント・バレー)までの移動。これまた休憩等を挟み、計11時間程かかり、目的地に到着します。もう目的地に到着した時には当たり一面真っ暗になっていてどこに何があるのか。車が照らすライト以外には何も見ることができませんでした。そしてこの日はモニュメント・バレー近くのコテージに宿泊しました。

この日途中で通ったユタ州で、スーパーに寄ったのですが、現地の価格の安さに驚きました。エナジードリンクのMONSTER ENEGY(モンスター)が3本で5ドルという安さです。ユタ州はサンフランシスコのあるカリフォルニア州と比べてしまうと物価が物凄く安いです。もちろんガソリンも破格の安さです。車でモニュメント・バレーまで行こうとしている人は、途中でおやつやご飯を買う時はユタ州で買うのが良いかもしれません。

 

3日目

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⇑Monument Valley(モニュメント・バレー)⇑

この日は朝早くに起きて、モニュメント・バレーからの朝日を望みました。朝日が出る前の時間帯はほのかに辺りが明るくなり、岩山の様子が明らかになっていきます。そして、朝日が昇ると、よく映画等で見る光景そのままに大きな岩山がはっきりと映し出されます。その光景はまさに広大、壮大、偉大ということ以外に言えないでしょう。この景色は一生に一度で良いので現地で直接見てもらいたいのですが、朝日を見に行こうとする人達には気を付けて欲しい点が一つあります。それは、寒さ。太陽が昇る前のそこはとてつもなく寒いです。ですので防寒着は必須です。どのくらい寒いのかと言いますと素手を外に出していると手が痛くなり、耳や鼻も痛くなるほどです。痛すぎて顔の感覚もなくなってしまいそうになるぐらいです。携帯を取り出し写真を撮るなんて罰ゲーム以外の何物でもありません。手が痛すぎてシャッターを押すことすらできないのですから。日の出の1時間ぐらい前にはThe View Hotelの観察所にスタンバイしていたのですが、本当に死にそうな思いをしました。あの寒さは絶対に氷点下です。そんな私達の格好はパーカー一枚でした。私達はモニュメント・バレーがここまで寒いとは知らなかったので、なんの対策もなしに普通の格好で行ってしまいました。このブログを読んでいる人達はそのような経験をしないように気を付けてください。ちなみにThe View Hotelの観察所はそのホテルに宿泊していない人でも利用することができます。

 

モニュメント・バレーが映し出されている映画

Stagecoach(駅馬車)1939年 

https://movies.yahoo.co.jp/movie/駅馬車/2805/

She Wore a Yellow Ribbon(黄色いリボン)1949年 

https://movies.yahoo.co.jp/movie/黄色いリボン/5145/

A Million Ways to Die in the West(荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~)2014年 

https://movies.yahoo.co.jp/movie/荒野はつらいよ%E3%80%80%EF%BD%9Eアリゾナより愛をこめて%EF%BD%9E/349118/

その他にも

Back to the Future Part  Ⅲ(バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3)1990年

Fort Apache(アパッチ砦)1948年

My Darling Clementine(荒野の決闘)1946年

The Searchers(捜索者)1956年

等があります。

モニュメント・バレーと言えば俳優ジョン・ウェイン。西部開拓時代やカウボーイ等の映画でロケ地として使用されることが多いですよね。

さてこの日は、再び車に乗り込み、次の目的地へと向かいます。

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4~5時間程かけ、着いたところはそう砂漠!

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なんちゃって笑

はい、取り直しまして、ここはAntelope Canyon(アンテロープ・キャニオン)です。皆さんもこんな写真を見たことはありませんか?

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出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/アンテロープ・キャニオン (検索日: 2018/1/29)

                                                                                                                          ”

有名なやつですよね。

これは正午頃に太陽が真上に来た時だけに見られる景色だったため残念ながら私達が行った時間帯ではこの光景を見ることはできなかったのですが、それでもここに来る価値はありました。非常に幻想的で圧倒されます。アンテロープ・キャニオンは風雨によってこのように形成されているのですが、自然の力の偉大さにまじまじと触れることができます。

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ここはナバホ族の居住区で、彼らの許可がないと中には入ることができません。そのため、ここに行くためには全員がナバホ族の人達がガイドするツアーに参加しなければいけません。値段は結構高かった気がします。最初はなんもしないガイドだなと、ただ一緒に同行するだけのガイドだなと酷いことを思っていたりもしましたが、このガイドさんが実は非常に面白い方で、話をしているうちに私達のメンバーの一人が気に入られ、物凄く丁寧なガイドで良くしてもらいました。写真を撮るべきスポットも熟知しており、光が反射して綺麗に映る場所や面白い岩の形をした場所、私達一人一人やメンバー全員での写真など数多くの写真を撮ってもらうことができました。今でも非常に感謝しています。ちなみにここでの写真の撮り方はiPhoneの方の場合、元々備わっているオリジナルのカメラのエフェクトでビビット(暖かい)を使うと岩や砂の赤色が綺麗に映ります。

他に、この場で驚いたことと言えば、歩く場所の長さです。結構歩いたつもりでも「まだ半分」とガイドさんに言われた時は驚きました。まだあるのか、まだあるのかと途中で飽きてくる程の長さがあります。まさかこんなに長い所だとは思いもしませんでした。

以上のことを考慮すると、最初に払わなければならないツアー代・入場料。適正価格だと思いますので、最初に「高すぎる」等、文句を言わないようにしましょう(笑)

ラスベガス観光

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アンテロープ・キャニオンから4~5時間程で戻って来て、この日はラスベガスの街を歩いて見て回りました。ラスベガスが出てくる映画では主人公達がスーツを着ていることもあることから、ホテルに入るにはジャケット等、襟付きのフォーマルな服装ではなければならないと思っていて、私達は全員でスーツを着て歩いていましたが、スーツ姿の人などほとんどいなく、逆に浮いてしまいました。ホテルに入るにも皆カジュアルな服装をしている人が多かったので、ラスベガスを観光する際は、汚らしくなければとりわけ服装を意識することはないと思います。

ラスベガスではニューヨークの街並みやパリの街並み等ブロックごとに分かれてテーマがあったりしますが、どこの場所もネオンやイルミネーションが煌めき、華々しいものでした。コスプレをした人も通りに多くいますが、彼らと写真を撮るとお金を要求されるので気を付けてください。

この日はラスベガスのメインストリートであるストリップと呼ばれる通りを端からは端まで歩いて見て回り、その後日本にも展開しているOUTBACK STEAKHOUSE(アウトバックステーキハウス)に行きました。このアウトバック、日本のものと同じだと思っていましたが、量がアメリカンサイズでした。ちょっとした腹ごしらえのつもりでお店に入りましたが、出る時には皆「気持ち悪い」と顔色を変えて、ダウン状態でした(笑)皆さんも食べ過ぎには注意してください。

しかし、やはりラスベガスに来たからにはカジノですよね!翌日もラスベガスにいることからこの日は練習の意味も込めて、有名店ではなくHOOTERS Casino Hotel  Las Vegasに行きました。このお店も日本にチェーン展開しています。HOOTERSはラスベガスのメインストリート、ストリップから外れた所にあるためか、あまり活気もなく廃れた印象を受けました。カジノの流れがどのような感じなのかを見て、雰囲気を学んで自分達の宿泊地に帰りました。

アメリカのカジノはお酒と同じで21歳以上でなければプレイすることができません。また、21歳未満の人はホテルに併設されているためカジノ内に入ることはできますが、他のお客さん達がプレイしている様子を見ることはできません。プレイしている様子を見ているだけでセキュリティーが飛んできてIDを見せろと要求されます。

ちなみにラスベガスの郊外に泊っている方はレンタカーや自分の車を使ってストリップに行くよりもUberを使って行くことをお勧めします。駐車場を探すのは時間の無駄ですし、お酒も飲めなくなってしまいますからね。

 

4日目

Grand Canyon(グランド・キャニオン

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本当は⇓下記のサイトようなSkywallという場所を目指していたのですが、


www.grandcanyonwest.com

結局そこに行くことは叶いませんでした。2~3時間程走って向かったのですが、現地に到着したのが17時頃という点とSkywallまで行くためのチケット代の高さが理由です。ここのチケット代は大人1人82.37ドルという非常に高額な料金だったため断念しました。それにしてもさすがにこの値段は高すぎですよね。どんだけ稼ぐんだっていう感じです(笑)

またグランド・キャニオンに行こうとしている方。グランド・キャニオンは広大な場所なので観光スポットが沢山あります。私達が行った所はラスベガスから一番近い所でしたが、よく写真などで見かけるドーンとした「これぞグランド・キャニオン!」という雄大な景色を見たい方はグランド・キャニオンの奥の方まで入っていかなければなりませんので、自分が見たい景色の場所をしっかりとリサーチしておきましょう。

⇓ラスベガスまで戻る帰り道。車内からパシャリ。⇓

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車の旅行では、このような綺麗な景色を見れるという良い点もあります。

再びラスベガスに戻ってきました。この日はカジノに挑戦です。

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まずは、エッフェル塔の足元に入っていきPARIS LAS VEGAS HOTEL & CASINOでビュッフェスタイルのディナーをとり、そのままPARISでカジノをしました。このホテルは昨日訪れたHootersとは異なり、ストリップの中心にあることもあり、多くのお客さん達で賑わっていました。人が多すぎて、その場に飲まれてしまった感もあります。何に賭けるかを色々と見て回り、私がカジノデビューとして最初に選んだのは、ディーラー自身がボールを回すルーレットでした。早速、「Can I join~?(参加できますか?)」と言い、賭け金をテーブルに置き、カジノ用のコイン(チップ)に変えてもらいます。ちなみに参加する時は「Change, please」か「Color, please」と言って現金をテーブルに置いてカジノ用のチップに変えてもらいましょう。この時、現金を直接ディーラーに渡す行為はNGとされています(ディーラーの不正防止)。必ずディーラーの手の届く範囲のテーブルに置くようにしてください。

ゲーム開始後、ディーラーがストップ!「No more bet」と言うまでに賭け金を数字の上に置きます。ルーレットではそれまで出された数や色が掲示板に表示されているので、それを見ながら予想をしていきます。偶数か奇数、赤か黒だけでも賭けることはできますが、倍率が少なく、当たっても回収できる金額が少ないので数字の上にチップを置いていきます。また、偶数か奇数、赤か黒だけを当てる場所は賭け金の最低金額が例えば5ドルや10ドル以上と決められています。しかし、数字にはチップを1枚から置くことができます。さらに当たった時の回収率も非常に高いことから多くのお客さんがそこにチップをばら撒く様に置いていきます。自分も他の人達の真似をして置いていきますが、やはり当たりませんよね。偶数や奇数を当てるだけなら簡単に当たるのですが、数字を当てるのはやはり倍率が高い。他のお客さん達もみるみるお金が減っていきますが、一回当たれば一瞬にしてお金が増えます。他の人達も、もちろん次にどこの数字に来そうか予想していますからたまに同じ所に賭け金が多く積み上げられている時がありますが、そのような場所には全く当たりません。その時は全く誰もチップを置いていない所に当たったりします。まるで意図的に避けるかのように...。ディーラーが回すルーレットではディーラーはどこの場所にボールが行くかわかって回しているという話もあるみたいです。その誤差はわずからしいですよ。少しの間、勝ち続けチップが増えますが、欲を出してやり続けるとドツボに嵌りどんどん負けていきます。負けている時に、あとこの金額まで行ったら止めようと考えてやっているとチップが増えることは皆無です。「あと少し、あと少し」と思ってやっていると、結局その金額に届かない状態が続いてどんどん負けていきます。ここが、賭け事の恐ろしい所ですね。引き際が大事です。カジノで負け続けることに関しては理論的な説明を見つけたので、興味がある人はこちらをご覧ください。 ⇒ http://odds-casino.tokyo/probability/カジノ-ハウスエッジ/

ルーレットで散々負けた後、次はブラックジャックに移行しました。ブラックジャックとは、自分のカードの合計が21になるようにカードを引いていくゲームです。21に近い方が強いです。また、ブラックジャックにはそれぞれのホテルでそれぞれのルール(カードの貰い方等)があると思うので、それにちゃんと従いましょう。ルールが全く分からなくてもディーラーの方が教えてくれるのでその点は心配いらないです。私が座ったテーブルはお客が少なく展開の早いブラックジャックが続き、その早さに圧倒され、ここでも結局何も出来ないままに負けて終わってしまいました。他のIBP生も皆負けていたので、気分を変えるためにも残ったチップを現金に換金してもらい、PARISを後にしました。

カジノでゲームのテーブルから立ち去る際は、チップが無い場合は「Thank you」、または無言で立ち去りましょう。チップがあり勝っている場合は「Check, please」か「Color up, please」と言ってチップの色を変えてもらってから立ち去りましょう。ちなみにチップを現金に換えるCASHIERと呼ばれるところでは、そのままチップを渡すだけで現金に換金してくれます。ですが、何か一言添えたい人は「Could I cash these in please? / これらを換金して頂けますか?」と言えば良いでしょう。

PARISを出た後は、他のIBP生も口々に「カジノって難しい」と言っていました。本当にその通りで、カジノに入る前は「終わったらリムジンで帰ろう」などとバカなことを言っていたにもかかわらずPARISを出た後は現実を見て、打ちひしがれていました。

しかし、めげずにBELLAGIOのカジノに向かいます。

このBELLAGIO、何分かおきに噴水が空高く噴き上げる噴水ショーの様なものが行われている所で有名です。迫力があるので是非一度は見ておきたいものです。

⇓BELLAGIO LAS VEGAS Luxury Resort & Casino⇓

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BELLAGIOと言えばスティーヴン・ソダーバーグ監督のOcean's Eleven(オーシャンズ11)2001年 https://movies.yahoo.co.jp/movie/オーシャンズ11/234690/ にもそのままの名前で登場しているので有名ですよね。

その他ラスベガスで有名な映画。

The Hangover(ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い)2009年

21(ラスベガスをぶっつぶせ)2008年

What Happens in Vegas...(ベガスの恋に勝つルール)2008年

等があります。

 

BELLAGIOではクラップスという皆でわいわいしながら楽しむことのできるゲームをしました。クラップスとは、よく映画のシーン等にもなっていますが、自分達で2つのサイコロを振り、出る目を当てるものです。私達は一人もこのゲームのルールを知らなかったのでディーラーに細かく丁寧に教えてもらいながらやってみました。結局のところ、儲かりませんでしたが、ルールを覚えることができたので良かったです。クラップスは人数が多ければ多い程、楽しいゲームです。基本的に、クラップスは人気が高いゲームでPARISでもBELLAGIOでも混み合っていますが、入れてもらえるようならば入れてもらい、皆で楽しくわいわいと賭けてみましょう

 

結果、この日ラスベガスでカジノをして合計190ドル賭けて、190ドル負けてしまいました。今回私が選んだ3種類のゲームのうちの2つ、ブラックジャックとクラップスは勝率が高いということが一般的に言われているのですが、あれ?おかしいなあ?(;^ω^)

まあでも、良い経験ができたと思います(切り替えの早さ笑)。今回の経験を通じて、カジノはお金を得ようとする所ではなく、純粋にゲームを楽しむ所だという認識に代わりました。当たってもお小遣い程度だと考えることで楽しむことができると思います。まあ賭ける金額が多ければ多い程、お金があればある程、面白い場所であることに違いありません。

カジノではそれぞれのゲームで賭け金がいくらからか、例えば10ドルからや20ドルから等、最低金額の設定がありますので、自分の持ち金と相談して座るテーブルを決めてくださいね。

 

日本でもカジノ構想案が以前から出ていますが、もしカジノをやるのであれば、HOOTERSやラスベガスの端の方にあるカジノ、ネバタ州のリノにあるカジノの様に人がまばらで活気がなく、寂れたカジノではなく、PARISやBELLAGIO、MGM GrandやThe Venetian、Caesars Palace等の様な豪華絢爛で華やかなエンターテイメント性の富んだカジノにして欲しいですよね。

 

5日目

5日目はラスベガスからロサンゼルスへの移動。約4時間程かかりました。もう皆さんも車内からの写真は飽きましたよね(笑)だから今回は載せません。ロサンゼルスは都会ということもあり、他の場所に比べて皆、車の運転が荒いです。物凄くスピードを出して、ウインカーもろくに出さずに車線変更をすることが多いです。目の前に急に割り込んできたりするので、本当にヒヤリとする思いをします。さらにフリーウェイ(日本の高速道路の様な物)も複雑になっていて、首都高の様に分岐点や出口等、枝分かれしている箇所が多く、気を引き締めて運転していないと気付いたら出口に出てしまっていた、逆の方面に向かってしまっていたなんてことがざらに起こります。ロサンゼルスを初めて運転する方は周りによく注意を払って気を付けて運転してください。

 

6日目

Disney California Adventure Park

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皆大好きディズニーランドですね。ここアナハイムには、DisneylandとDisney California Adventure Parkの2つが存在しています。アメリカのディズニーのチケットはすごく高いです。今回入場したアドベンチャーの方では一日、140ドルという高さでした。日本なら2回行けてしまいますね(笑)

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園内の雰囲気と言えば、日本のディズニーリゾートの様な「ディズニーっぽさ」はあまりありません。どちらかと言えば、ただの遊園地といった感じ。お客さん達も熱狂しているより、一歩引いて冷めた感じさえあります。ペアルックをしている人達もほとんどいないです。ディズニーの雰囲気を楽しみたい方は日本のディズニーに行く方が良いと思います。

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アドベンチャーにある乗り物は種類があることにはあるのですが、ジェットコースター(英語ではRoller Coaster)の数が少ない。メインであるCalifornia Screamin' 等はありますが、それほど怖くはありません。ジェットコースターが苦手な私が言うんですから、他の人が乗っても同じ様に感じるでしょう。しかし、アトラクションの待ち時間は日本に比べるとどこも短いです。このCalifornia Screamin' は常時25分程で乗ることができました。

アドベンチャーには映画「カーズ」に登場するライドに乗ってレースをするRadiator Springs Racersや8人乗りの円型のボートに乗って、びしょ濡れになりながら激流下りをするGrizzly River Run等、日本にはないアトラクションを楽しむことはできますが、ジェットコースターという刺激を楽しむには少し物足りないような気もします。しかし、その中でもMickey's Fun Wheelという観覧車はゴンドラがスライドして激しく揺れるので非常に面白いです。

では、このアドベンチャーの魅力は何なのかと言われれば、それは間違いなく上記の写真のWorld of Colorと呼ばれるショーにあると私は思っています。このショーは園内で一番目玉のものとなっていて、これが行われる時間帯には多くのお客さん達が会場に集まってきます。また、California Screamin' や Mickey's Fun Wheel等のアトラクションは停止されます。日本だとショーをやっている時はアトラクションの列が空くので逆にショーの時間帯に沢山アトラクションを乗れるということもありますが、それがここでは出来ないのが残念です。ショー自体は噴水にプロジェクションマッピングをして、ディズニーのキャラクター達を浮かび上がらせる光と音の噴水ショーとなっています。初めて見た時は本当に感動し、興奮したのでアナハイムのアドベンチャーに来た方は見逃さないようにしてください。一見の価値ありです。このショーはファストパスも配られてはいますが、席にこだわりがなければ、取らなくても十分綺麗に見ることができます。

 

7日目

DESERT HILLS PREMIUM OUTLETS

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はいこの日はサンクスギビングウィークの目玉の1つであるBlack Fridayブラックフライデー)です。ブラックフライデーは一般的にサンクスギビングデーの翌日の金曜日に行われます。クリスマス商戦(年末商戦)の開始日として各お店が安売りセールを行うため、どこのお店も非常に混み合います。私はサンフランシスコに住んでいる現地の友達に「ブラックフライデーに参加するんだ」と言ったら「危ないから本当にやめておけ」と止められました(笑)なんでもサンフランシスコのダウンタウンでは、人々がごった返し、各々が欲しい物を取るために争いになって怪我をすることも多いそうです。

ブラックフライデーに関して、詳しくはこちらをご参照ください。

https://moneyforward.com/media/life/44986/

 

今回そんな戦いに参戦する場として選んだのは、ロサンゼルス周辺で最も人気のあるアウトレットのDESERT HILLS PREMIUM OUTLETSです。ここはカリフォルニアでは最大級のアウトレットの1つらしいです。

詳細はこちらをご参照ください。 ⇒ http://www.premiumoutlets.com/outlet/desert-hills

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上記の写真から見てわかる通り非常に混み合っています(普段はもっと閑散としています)。私達が行った時間帯は午後13~15時頃だったので友達が言ってた様に争いがある程の混み合いではなかったのですが、それでもフードコートは激混みで中で動くのも一苦労。また、人気店は入場規制をしたりして、ブランド物が滅茶苦茶にされない様に対策を取っていたりしました。

⇓ 入場規制を敷くBURBERRY

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⇓ 入場規制を敷くGUCCI

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⇓ COACHの会計場所 ⇓

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COACHやNIKEPOLO RALPH LAUREN等は入場規制をしていませんでしたが、BURBERRYGUCCIPRADA等の高級ブランド店はどこも入場規制を敷いていて、多くのお客さんが外に長蛇の列を成して待っていました。一体何時間待つのでしょうか。

COACHは70%オフ、TOMMY HILFIGERは50%オフと基本的にブラックフライデーではどのお店も50%オフや70%オフで販売しています(もちろん例外もあります)。本当に激安ですよね。そりゃ争いになるのも頷けます。

そして、翌週の月曜日にはCyber Monday(サイバーマンデー)というオンラインショップでの安売りも開始されます。しかし、このサイバーマンデーブラックフライデー程は安くはならないので、本当に欲しい物がある人はブラックフライデーの日に手に入れてしまう方が良いでしょう。

Santa Monica(サンタモニカ)

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デートスポットには絶好のロケーションではないでしょうか。

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アウトレットでブラックフライデーを経験した私達はその後、サンタモニカに移動して、食事を取りました。それにしてもサンタモニカの綺麗さって凄いですよね。電飾が煌めき、街が良く整備されていて、ホームレスもあまり見かけず、ゴミも落ちていなく、と非常に綺麗です。サンフランシスコと比べるともう...。言葉を失いますね(笑)私達も「サンフランシスコもこのぐらい整備して綺麗にすれば良いのに」と言っていました。ですが、サンフランシスコの街中でよくホームレスを見かけるのに対し、ロサンゼルス(サンタモニカ)ではホームレスをあまり見かけないのには訳があるそうです。それはサンフランシスコの人々の方がホームレスに対して寛容である一方、ロサンゼルスでは人々がホームレスに対して厳しいことがその一因らしいです。まあ人々の寛容さは良いことだとは思いますけど、ちょっとぐらいは対策して欲しいものですよね。

 

8日目

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この日は朝からMeetup(ミートアップ)というアプリを使ってビーチバレーをしてきました。今回参加したビーチバレーのミートアップは初心者向けの物であったため、走り方、ネット手前でのジャンプの仕方、トスの打ち方、サーブの打ち方等基礎から丁寧に教わることができました。私も今回初めてビーチバレーを経験したのですが、想像していたよりも難しくて驚きました。砂で思うように足が動かなかったり、ただでさえ不安定な足元であるにもかかわらずジャンプをして、ボールに上手く合わせなければならないとやることが多く、終始慣れませんでした。ですが、そこで集まったメンバーと和気藹々と話しながらプレーしていることは英語力の向上にも繋がりますし、楽しかったです。旅行に出かけた時にミートアップ等のアプリを使って、ちょっとした現地のイベントに参加して、現地の人達と交流してみるのも良いかもしれませんね。

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ビーチの場所はベニスビーチやサンタモニカよりももっと右側にある所でした。名前は憶えていません(すいません)。ここのビーチはベニスビーチやサンタモニカと比べ、人が少ないのでのんびりとするには良い場所です。砂浜もさらさらとしていて綺麗です。

ビーチバレーをした後は、近くにある海の家でサンドウィッチやオムレツを買って、ここで食べました。燦燦と降り注ぐ太陽の下、波の音を聞きながら、爽やかな潮風を浴びながらゆっくりとした時間を過ごせるなんて、なんという贅沢でしょう。とてもリラックスすることができました。英語ではこういう状態を「Chill out」と言いますね。日本語では「ゆっくりする、リラックスする、くつろぐ、落ち着く」といった意味になります。

(例)I’m just chilling (out) now. / リラックスしている。

単に「Chilling」と言うこともできます。それにしても気持ちの良い朝を迎えることができました。綺麗なビーチでのんびりするのは最高ですね。

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)

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ビーチから移動し、午後はUCLAを訪れました。毎年世界の大学ランキングでも上位に入ってくる優秀な大学であるUCLA。2018年のU.S. News & World Report発表の世界大学ランキングでは13位、同年のThe Times Higher Educationの発表では15位といずれも世界のトップレベルにあることを証明していますね。

大学の教育・研究レベルだけでなく、キャンパスも歴史があり、広大で感動しました。このキャンパスで2年でも、4年でも学生生活を送れたら幸せだと思いました。それ程、キャンパスの美しさは他の大学よりも群を抜いています。サンフランシスコには近くにUC Berkeleyもありますが、そちらと比べてみてもやはりUCLAの方が美しかったです。

UCLAの体育館⇓

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この日はバスケットボール部が練習をしていました。UCLAのバスケ部と言えば全米屈指の強豪校の1つとして数えられていますね。NCAA Men's Basketball Tournament(全米大学体育協会男子バスケットボールトーナメント)では計11回優勝という歴代1位の成績を誇ります。バスケット部の友達はこの会場を見てとても感動していました。

UCLAの図書館(Powell Library)⇓

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この図書館を見てもらえばわかると思いますが、やっぱり歴史がありますよね。ここは図書館の2階の勉強スペースとなっています。この日はその日中に提出しなければならない課題があり、せっかくの機会だったのでこの場所を数時間使わさせてもらいました。心なしか課題もとても捗った様に感じます(笑)

UCLAにはこの他にも様々な場所に図書館があるのですが、優秀な大学って図書館の数や質に比例しているような気がします。

Griffith Observatory(グリフィス天文台

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夜には、グリフィス天文台に来ました。

グリフィス天文台と言えば映画La La Land(ラ・ラ・ランド)2016年

https://movies.yahoo.co.jp/movie/ラ・ラ・ランド/358727/ でも登場し、ロサンゼルスの中でも有名な場所の1つですよね。

 ここからは、ロサンゼルスの街が一望でき、街明かりが辺り一面に輝いているのを見ることができます。街の明かりが夜の滑走路の灯火の様に見えたりもします。そりゃこの場で踊りだしてしまう気持ちもわかりますね笑

有名映画のロケ地ということもあり、観光客の方が沢山います。なかでも天体望遠鏡を見ることができる場所は行列ができています。人が多いとロマンチックさは減少してしまうかもしれませんが面白い場所であるので是非一度行ってみてください。

夜には見ることができませんが、昼にはここからあの有名なHollywood Signも見ることができますので、昼も夜も違う味(光景)を楽しむことができます。可能であれば、両方の時間帯で訪れることをお勧めします。

 

9日目

帰りはレンタカーの返却時間と闘いながら、渋滞に巻き込まれながらと大変でしたが6時間程かけ、無事に事故を起こすことも、交通違反をして警察に捕まるということもなくサンフランシスコ国際空港に到着し、レンタカーを返却することができました。返却する時は傷の確認もされましたが、特筆すべき傷もなく、最初に預けたデポジットも戻ってきました。今回アリゾナ、カリフォルニア、ネバタ、ユタと4州を走り回って来て車は汚れに汚れていましたが、何も言われなかったので本当に良かったです。

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サンフランシスコ国際空港Uberピックアップ場所。アメリカってなんて素敵な看板を立てているのでしょう。洒落たことをしますよね笑

 

 そして、この旅の総括として最後に一言だけ言わさせてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカだけは車で旅するな!