Christmas in San Francisco🎄
クリスマス。皆さんはどのように過ごされましたか?
恋人と?友達と?家族と?
私はイヴは一人でサンフランシスコを散策して、クリスマス当日には友達と夜にディナーを食べに行きました。
さてさて、今回はそんなサンフランシスコのクリスマス時期、特に24日のクリスマス・イヴと25日のクリスマスを特集していきたいと思います。
一体、アメリカ、サンフランシスコのクリスマスの様子はどうなのでしょうか?皆さんのご想像通りでしょうか?
一般的に日本でクリスマスと言えば、街がイルミネーションに彩られ、とてもロマンチックで綺麗になりますよね。ここ、サンフランシスコでもクリスマスツリーが立ち並び、所々にイルミネーションが飾られますが、日本のイメージでいうクリスマスと比べてしまうと何か物足りなさを感じてしまいます。もっと簡素なイルミネーションになっています。
さてまずは、24日の様子をご紹介していきましょう。101 California Streetには、巨大な赤いボールのオーナメントが飾られていました。地面に接着されているとわかっていても転がってしまいそうで怖いですよね。
次はEMBARCADERO駅に位置するホテル、Hyatt Regencyの裏手に移動してみました。ここにもたくさんのポインセチアが飾られていますね。
ポインセチアの通りを抜けると、目の前にはFerry Buildingが見えてきます。クリスマス時期には特別にアイススケートリンクも設置されているようです。
次はThe Westin St. Francisの室内に入ってきました。クリスマス時期には各ホテルがロビーに盛大なデコレーションをしているので、見に行く価値があります。
ここのホテルでは、Sugar Castleが飾られていました。多くの人達がこれを見るために集まって来ていてサンフランシスコのクリスマスのフォトスポットの1つとなっているようでした。
ケーブルカーもクリスマス使用。ただ全ケーブルカーがこのようなクリスマス使用であるわけではないので、この使用を見れた人は運が良いかもしれません!(笑)
こちらはサンフランシスコ名物の坂を上った先にあるホテル、InterContinental Mark Hopkins。入り口には大きなリースが飾られていました。
InterContinental Mark Hopkinsの隣にはFairmont Hotels and Resortsがあります。この辺はNOB HILLと呼ばれている場所でサンフランシスコの中でも高級ホテルが多く立ち並んでいる場所になります。
Fairmont Hotels and Resortsのロビーには、巨大なGingerbread Houseとクリスマスツリーが飾られています。Gingerbread Houseで遊んでいる子供達やこれらの装飾品を見に来る観光客でロビーは溢れかえっています。
さて、辺りはすっかり暗くなり、NOB HILLからダウンタウンであるMarket Streetの方に移動して来ました。
Market Streetのイルミネーションは以下⇓の様な感じです。
雪の結晶の様な物を模ったイルミネーションがあるのみです。日本の丸の内や表参道なんかと比べてしまうと簡素ですよね。
下の写真はサンフランシスコのフォトスポットでもあるMaiden Lane。
Market StreetからUnion Squareまで行く通りのStockton Streetにはクリスマス時期にだけこのような人工芝のマットが敷き詰められ、改装されています。そして、子供の遊ぶスペースやホットワインを出すカフェ等が設置されています。
ホットワインを提供するカフェは特に人気な様子です。
⇓Macy'sのショーウィンドウ。⇓
150 Stockton StreetにあるNeiman Marcusにはこのようなクリスマスツリーが飾られています。大きすぎてどこから写真を撮ったら全てが綺麗に映るのかわからないですよね。窓ガラスや室内の柱も邪魔してますし(笑)
お次はサンフランシスコのダウンタウンのメインと言えばのUnion Squareです。Union Squareには巨大なクリスマスツリーとアイススケートリンクが設置されています。
Union Squareの目の前にあるMacy'sでは各ショーウィンドウにリースが飾られ、真ん中にはクリスマスツリーを飾っているというオシャレな景観も見ることができます。
下の写真はUnion SquareとMacy'sの両方を写した写真。この写真は11月に撮影したものですが、この時にはまだMacy'sにクリスマスツリーが設置されていないことがわかりますね。
Union Squareにある巨大なクリスマスツリー。11月には夜でも装飾電球が発光することはありませんでしたが、クリスマスが近くなると非常に綺麗に発光していました。ツリーの足元では多くの人達がその輝かしい光に包まれたツリーと共に写真を撮っています。(めっちゃ逆光だよね?たぶん)
Union SquareでクリスマスツリーもMacy'sの装飾も同時に映せるフォトスポットとしてお勧めしたいのはここ⇓です。
上の写真でご覧の通り、Union Squareはダウンタウンの中心とだけあって物凄く混み合っていますね。ここはサンフランシスコのクリスマスとしては一番外せない場所なので、人込みの多さに負けずに是非行ってみてください。本当に綺麗です。
⇓Westin St. Francisの前から撮影したUnion Square⇓
⇓Union Squareの対面に位置するExpressというアパレルショップ前から撮影した写真⇓
Union Squareの次はMarket Streetまで延びるPowell Streetを見ていきましょう。
人がごった返えしていて、歩くのが大変です(笑)
写真にも小さくサンタクロースの帽子をかぶっている人が写っていますが、街ではこのようなサンタハットをかぶって歩いている人をよく見かけます。クリスマス・イヴやクリスマスではなくてもクリスマスが近づいてくると会社帰りのサラリーマンでさえサンタハットをかぶっていたりします。
これらの写真を見てもらえばわかると思いますが、24日の日は結構な数の人が街に出ていることがわかりますね。
では次に先程のMarket Streetの写真から数時間たったMarket Streetを見ていきましょう。
⇓Powell駅に位置するWestfieldのイルミネーション⇓
⇓Westfield側から見るMarket Street⇓
友達や家族連れ等多くの人がダウンタウンでイヴを過ごしています。
Market Streetの人混みを抜け、555 Californiaにやって来ました。ここはあまり人が集まっていませんでしたが、このような立派なクリスマスツリーを見ることができます。
⇓Market Street沿いにあるクリスマスカラーに彩られた建物⇓
EmbarcaderoにあるFerry Buildingに戻ってきました。
Ferry Buildingが夜にライトアップされている様子は綺麗ですね。
⇓こちらはCivic Centerにあるサンフランシスコ市庁舎(City Hall)です⇓
クリスマスカラーにライトアップされていると期待を込めて向かったのですが、結果はこの通り。しかし、ここにも大きなクリスマスツリーが飾られていました。
さて、ダウンタウンも見飽きてきたところで、場所をCastroに移してみましょう。ハロウィンの時もそうでしたが、ホリディの時はCastroで楽しいイベントが行われているのではないかと期待を込めているのですが、、、
⇓Bank of Americaに建てられているクリスマスツリー⇓
結果は上記の写真の通り。閑散としています。しかし、一部分、カストロ劇場(The Castro Theatre)だけは、多くの人が列を成していました。何かイベントか特別上映の映画でもあるんでしょうか?時間も時間だったのでこの時はもう調査することができなかったので、興味がある人は自分で調べてみてください。
さて、日付は変わって、25日クリスマス当日。
この日は友達を連れて、Downtownから始まり、Ferry Buildingの方まで歩いてみました。
⇓25日のDowntown, Market Streetの様子⇓
昨日とは打って変わってDowntownにあるお店(デパート、レストラン等)のほとんどはシャッターを閉ざした状態で、人もほとんど出歩いていません。街全体が眠っているかのような状態でした。
⇓Littile Italy周辺にあるお店⇓
この日はDowntown周辺のレストランは本当にどこもオープンしていなく、レストランを見つけるのも非常に苦労しました。このLittile Italyの近くにあるお店も、やっとのことで見つけたクリスマスにオープンしている一件目のお店でした。やはり、この日街を出歩いている人達もレストラン探しに苦労していたのか、多くの人がこのレストランに入ろうとお店の外にまで列を成して待っていました。
一般的にクリスマス当日に開いているお店としては、中華等のアジアンレストランかイタリアンのお店が多いかと思います。
Little Italyを抜け、Fisherman's Wharfまで歩いていきます。
⇓25日のFisherman's Wharfの様子⇓
Downtownとは違い、Fisherman's Wharfには結構人が多いです。サンフランシスコのほとんどのお店が閉まっているせいもあって、観光客の方などがこちらに流れて来るからかもしれません。
サンフランシスコ名物であるクラムチャウダーのお店のBoudin等は非常に混雑していました。Fisherman's Wharfは混雑しすぎて逆にお店に入るのが大変かもしれません。多少外で並ぶ覚悟が必要でしょう。
さてそれでは、次はFisherman's WharfからPIER39に向かって歩いていきましょう。⇓
⇓PIER39⇓
写真が暗くてわかりにくいかもしれませんが、ここも人混みがすごいです。
⇓PIER39のクリスマスツリー⇓
このクリスマスツリー、海辺に近いせいもあってたまに強風が吹くと折れるんじゃないかっていうぐらい木が撓る時があります。海が近い所にこんな大きなツリーを立てて平気なんでしょうか(笑)
⇓PIER39からFerry Buildingに向かう途中の風景⇓
クリスマスのサンフランシスコの街並みや様子はいかがでしたでしょうか?
想像通りでしたか?それとも違いましたか?
クリスマス近くになると街中だけではなく私が生活している大学近くの寮でも生徒達が窓やあちこちにイルミネーションを施しています。
私が住んでる寮でもルームメイトがクリスツリーやオーナメントをどこからか出してきて飾っていました。
クリスマスのオーナメントとしてはイルミネーションの他に以下の写真のように自分達の車にトナカイの装飾を施す人達もいます。日本ではあまり見られないおもしろいアイディアだと思います。実際に街中を走っている様子は撮り損ねてしまったので、ネットの写真で勘弁してください。
また、12月上旬にはSantaConと呼ばれるようなイベントがあり、街中にサンタクロースのコスチュームを着た人が溢れかえります。老若男女問わずです。この日はどこに行っても大勢のサンタと出会うことになります。正直サンタがい過ぎて驚きます(笑)興味がある人は是非サンタの格好をして行ってみてください!きっと楽しいと思います!
※掲載Facebookページは2018年版 SantaCon
最後にアメリカのクリスマスの豆知識として、一つ挨拶に関したことを取り上げたいと思います。
日本ではクリスマスには「Merry Christmas」と言うことが多いかもしれませんが、人種の坩堝であり、多文化社会のアメリカではこれはタブーです。クリスチャンではない人にも配慮して「Happy Holidays」と言わなければなりません。
クリスマス時期にアメリカに行かれた方は、この言い回しを頭の片隅にでも置いといてください。私も最初知らずにクリスチャンではない人に「Merry Christmas」と言ったら注意されたので、皆さんも気を付けてください。
今回も写真の枚数が非常に多くなってしまいましたが、有名な場所やクリスマスツリーを写すのではなく街やそこにいる人達の雰囲気もお伝えしたかったので、ご覧の通り莫大な枚数の写真を載せることにしました。
少しでもサンフランシスコで過ごすクリスマスの様子を想像して頂けたら幸いです。
それでは楽しいHolidaysを!